トルクメン族 （サリィーク族）トルバ（小袋）トルクメニスタン 19世紀 (1880/95年頃)ウール x ウールサイズ 約131cm x 38cm。メインのモチーフは花モチーフギュル
サリィーク族は小さな部族なので、彼らの織物は比較的珍しく、特にこの年代で非常に質の良いトルバは貴重です。トルクメン・ラグの明らかな特徴は、赤を多用することと、幾何学的なモチーフを用いていることです。トルクメン・ラグのメインのモチーフは部族によって異なり、ギュルと呼ばれています。多くの織物では、メインのギュルが組まれ、その間に別のデザインの小さなギュルが散りばめられています。ギュルは部族によって使い分けられています。トルクメン族の織る素晴らしいラグは、カーペット 、ラグ、テント掛け、カバー、収納袋、ラクダ鋲など、遊牧民の生活に適した様々な用途に使用されていました。
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